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著書の『 7戦7勝 10万円から始める南山式ETF (上場投信) 投資術』(あっぷる出版社)は、2006年度ブルベア大賞【特別賞】を受賞! 他著書に『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版)、『DVD 米国つみたて投資』(パンローリング)。
昨日申し上げましたが、本質的には日本株に影響はなかったですね。(みなさんそう思っていたかと・・・) ところで、ちょっと問題なのがブラジルのブラジル石油公社。来期以降、投資計画を4割削減とのこと。 ずっとこのブログで取り上げている、汚職問題ですったもんだの個別企業について、今更どうこう言うつもりはありません。 が・・・、汚職ってね・・・なくならないね。 汚職とまでは言わないまでも、どこでもあるでしょ。過剰接待とか大盤振る舞いとか・・・。 そういう中(ring=輪)に入っていると、それが当然になってくるんですね。今でもありますよ、日本でも。 ギリシャも一緒です。支援してくれるから、もらえるものはもらう・・・。 でもこれは日本も同じ。ありゃ、今日はギリシャうんぬん言わないはずでした。(^_^;…. ブラジルとギリシャの共通点 各指数はライブです。
今日は日本株が下がりましたが、本質的には日本株には影響は少ないと思います。 なぜか。 こうなることは前から分かっていたことで、本質的には事後問題の話。 つまり、債権者がギリシャにどう返してもらうかがポイントで、ギリシャが悪かどうかは二の次なのです。 もちろん、ギリシャ”けしからん”は心情的には理解できますよ。 でも、貸した金は返らないので、それはユーロ圏内でやってね、話。日本が負担する話ではないので。 いまのところ・・・。(^_^;…. ギリシャとドイツの対立の本源 各指数はライブです。
別添グラフは、ギリシャと日本の国債利回りの比較です。ギリシャの2年債はサラ金以上の利回りですな。 さて、ヨーロッパでよってたかって悪者にされているギリシャですが、 そもそもギリシャをユーロに入れたのはユーロ導入国ですし、加入手続きも正しく行われたはずです。(対GDP財政赤字やインフレ指数をごまかしていたという噂はありますが・・・) ですので、テレビに映るチプラス首相やバルファキス財務相が、胸張って堂々としているのです。 金返せと言われても、ないものはないですから、返せない物は返せない。 ですから、「債務不履行/デフォルト(default)」って言うのはやめて、「延滞(arrears)」と言いましょうと、IMFが言ってます。 でもでも、IMFが延滞と言っても、ユーロ各国に対する債務をギリシャが返せなければ、やっぱりデフォルトだよねえ。 ま、貸し手がこんな言葉遊びしているので、ギリシャはいつも威風堂々。(^_^;…. 金融界の掟 〜貸し手と借り手どちらが強い〜 各指数はライブです。
昨日、私事ですが、自由か束縛かを選択する機会に恵まれました。 もちろん、自由を選ぶしかないノリノリのミーティングだったんですけど。 でもでも、「自由を選べって」って言ってくれた人、とても親切で資本金出してくれると。 勘違いしますよねえ・・・(^_^;…. こういうことも起こり得る。でも、気にしない! 各指数はライブです。
ここ足元、日本株が堅調に上昇しています。 いろいと言われていますが、まずはギリシャ情勢が楽観視されているからだ、という解説が目立ちます。 楽観視=いいニュース、なので、株が買われても違和感はありませんが、遠い遠いギリシャのこと。 いくらグローバル化と言っても、ギリシャ株が上がるから日本株が上がるはずはないでしょう、とその推移を比較してみました。 全然関係ありません。 相関係数もマイナス0.2で逆相関。歴史的にはギリシャ株が上がると日本株はちょっと下がる、って感じです。 ギリシャ・ネタでは、少なくとも日本株は引っ張り続けられないてことですね。(^_^;…. 株価・金利・商品価格、それぞれとの相関関係を学ぶ 各指数はライブです。
深くマーケットを分析している記事を見かけました。 一言で言えば、「外人投資家の動き方ひとつで、個別株にも大きな影響が出る」ということです。 その器が年金であろうとETFであろうと、日本人投資家と外人投資家を比べると、圧倒的に外人投資家の方が数もボリュームも多いはずです。 今回の分析対象は、アメリカのETFの組入れ銘柄の見直しでファナックが乱高下したということですが、こういうことってミクロに見ればよくよく起こっているのでしょうね。 こんなドタバタに巻き込まれるのはなんなので、一個人投資家として考えれば、長期間で考えるなら積立で、短期勝負ならトレンドに乗るか、下がりきるまで待つ・・・。それしかないかと。(^_^;…. 日米金融市場の特徴と分析 各指数はライブです。
今週もいろいろありますが、注目はやはりギリシャ問題。何となく手打ち?っぽい報道も流れています。 今週はなんだかんだでギリシャで始まり、ギリシャで終わる感じですが、市場関係者は厭戦気分です。上げたり下げたり・・・・。 残るにせよ出るにせよ、どっちでもいいから早く決めてよって感じです。(^_^;…. 欧州内における、ギリシャの歴史的な立ち位置 ■6/22(月) ● 5月コンビニエンスストア売上高(16:00) ●ユーロ圏緊急首脳会議開催(ギリシャ問題を協議) ●米 5月シカゴ連銀全米活動指数(21:30) ●米 5月中古住宅販売件数(23:00) ●休場:中国 ■23(火) ●中国 6月 HSBC 製造業 PMI(10:45) ●トルコ中銀金融政策決定会合 ●米 5月耐久財受注(21:30) ●米 4月 FHFA 住宅価格指数(22:00) ●米 5月新築住宅販売件数(23:00) ●米中戦略・経済対話(~24日 ワシントン) ■24(水) ●5月企業向けサービス価格指数(8:50) ●5月 21・22日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨 ●通常国会会期末 ●独 6月 Ifo 景況感指数(17:00) ●水産物輸入規制をめぐる WTO日韓協議(ジュネーブ) ●米 1-3月期 GDP 確定値(21:30) ■25(木) ●新規上場:メニコン(7780 東証一部及び名証) ●EU 首脳会議(~26日) ●米 5月個人所得・個人支出(21:30) ●ブラジル 5月失業率(21:00) ■26(金) ●5月失業率・有効求人倍率(8:30) ●5月家計調査(8:30) ●5月消費者物価指数(8:30) 各指数はライブです。
ちょっと書き物があって、金によるインフレヘッジが有効かどうか調べています。 結論としては、「値動きが荒いため長期投資。かつ現物では持てないため、金ETFでなら個人投資家も比較的インフレ対策がしやすい」といったものです。 まあ、日本にハイパーインフレは来ないだろうし、さほど対抗策は不要と思いますが、一応念のため。 金でも不動産でも、実物投資はかなり値が張るし、両方とも利息は付かない。(不動産は家賃をもらうのが目的)もしペーパー投資で同じような効用狙うのだったら、J-REITとか金ETFになっちゃうんでしょうね。 ただ、J-REITはNAVプレミアムがかなり高いし、金ETFは出来高が少ない時があるのでそこは注意。 いずれにせよ、勉強が必要ですね。(^_^;…. 金投資でインフレ対策を考える 各指数はライブです。
きのうの晩、“Get Hard”(日本未公開)というコメディ映画を見ました。 ストーリーはこんな感じです。 ======= あるちゃらい白人のヘッジファンドの中年エクゼクティブが、詐欺かなんかで誤認逮捕されます。起訴され有罪宣告後、全米で最も過酷な刑務所に一カ月後に収監されることに。 でもそこは、その白人にとって地獄。いじめられるのは自明です。 そこで、いつも彼の車を洗ってくれていたチビの黒人に、その刑務所で生き抜くすべのトレーニングをお願いします。彼は前科があって刑務所でのノウハウは任せとけ・・・、と言って引き受けますが、実は前科も刑務所に入ったこともない人の良いあんちゃんであることが、あとでバレます。 そして刻々と、刑務所に収監される日が近づいてテンヤワンヤに・・・ ======= お下品で大爆笑のストーリーなのですが、主人公が金融マン、しかもヘッジファンド野郎でチョースケベで派手好きで、ワルして捕まるといったことで、やはりアメリカでもこのエリアの金融マンは評判がよろしくないね。 でもそれを逆手にとって、黒人との掛け合いをやらすところが、またリベラルでハリウッド的。 バカバカしいけど、一度は見てね。(o^。^o) コメディアン俳優・Will Farrelの映画 各指数はライブです。
昨日、5月の首都圏マンション市場動向が発表されました。 それによると、5月の首都圏の新規発売戸数は前年同月比18.7%減の3495戸となり、5カ月連続で減少したとのことです。どうも、大型物件待ちで販売が落ち込んだようで、一時的な現象との見方が太宗です。 さて、いま不動産は買うべきかどうか。ただ、タイミングだけでは決めらないのは当然です。家族構成や固有の事情がありますから、買う必要のある方は買うでしょう。 逸話を一つ。 1980年台後半のバブル時代には、不動産価格が暴騰しました。その時、私は新卒3年目くらいでのペーペーでしたが、周りの同期には「これから家は買えないかもしれない」と言って、あわてて数千万円の物件を首都圏の郊外に買いました。(そういうところにしか手が出せませんでした。) バブル崩壊後、その物件だけでなく不動産価格は暴落し、90年台後半には都区内の不動産価格はバブル時代の半額程度になっていたかと思います。 10年くらい待っていれば、過剰な借金を追うこともなく、そいつは都内に自宅を持てたかもしれません。 都区内の物件は比較的すぐ売れますが、郊外の駅遠物件は買い手がつきません。当時はそんなことも考えられないほどのバブルだったのです。 結局いつのタイミングでも、資産価値が保持されて、職場にも近く、家族も住みやすい物件を辛抱強く待つことが出来るかどうかで、将来大きく差が出ます。 買うべきか買わないべきか、賃貸でOKかは答えが出ませんが、ご参考に。 不動産を買う時に読む本 各指数はライブです。
今週号の東洋経済を読んでいます。 証券会社や証券界の話題が満載ですが、何人かがインフレについて語っています。 「日本に本格的なインフレが来たら、個人金融資産に“眠っている”預貯金が株式や投資信託にシフトする」と。 まあマーケットトークなのですが、たぶんそうはならないと思います。 日本に年10%を超える本格的なインフレが到来したのは、オイルショックの1970年台初頭と後半。石油価格が上がって、関連製品の価格が暴騰したのです。 でもその時、日本人は株を買ったでしょうか? 答えは否。買ったものはトイレットペーパーでした。 石油価格がなくなる → 紙を作る機械が止まる → トイレットペーパーがなくなる・・・、という発想で店頭からトイレットペーパーが消えました。 で、肝心の株は上がったかというと、第一次オイルショックでは下がり、その後はちょっと上がったくらい。インフレでは株はそう上がりませんでした。 ですので、日銀が目指す年2%のインフレなんか、インフレの範囲に入らず、それでもって家計が大事な虎の子をリスク資産に投じることはないと思うのです。さすがにモノ買うでしょ、株の前に。 でもその時の日本人、“ペーパー”投資は上手だったようで・・・(^_^;…. 週刊東洋経済 2015年 6/20号 各指数はライブです。
今週一番注目されるのは、6/16-17の米連邦公開市場委員会(FOMC)でしょう。 ギリシャ問題も気にはなりますが、市場ではほぼ完全に織り込み済みです。おそらくウヤムヤ化で乗り切るのでしょう。 今朝の日本株も若干下げていますが、値動きは通常の範囲。気にするほどではありません。 ということで、今週の予定です。個人的には16日の「5月首都圏新規マンション発売」が気になりますね。今年に入って4月までは4ヵ月連続で減少し、四月は前年同月比7.6%減の2286戸でした。 高値掴みはしたくないという購入希望者の声なのか、実需が減ってきているのか・・・。 ================ ■6/15(月) ●インド 5月卸売物価指数(15:30) ●米 6月 NY 連銀製造業景気指数(21:30) ●米 5月鉱工業生産・設備稼働率(22:15) ●米 6月 NAHB 住宅市場指数(23:00) ●米 4月対米証券投資(16日 5:00) ■16(火) ●5月首都圏新規マンション発売(13:00) ●独 6月 ZEW 景況感指数(18:00) ●米連邦公開市場委員会(FOMC〜17日) ●米 5月住宅着工件数(21:30) ●米ゲーム見本市「E3」(~18日) ●休場:南ア ■17(水) ●5月貿易統計(8:50) ●5月訪日外客数(14:00) ●5月日本製半導体製造装置 BB レシオ ●NTT とパナソニック、業務提携について記者会見 ●イエレン FRB 議長会見(景気見通し改定の発表) ■18(木) ●日銀金融政策決定会合(~19日) ●NZ1-3月期 GDP(7:45) ●インドネシア中銀政策金利発表 ●米 1-3月期経常収支(21:30) ●米 5月消費者物価指数(21:30) ●米 6月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(23:00) ●米 5月 CB 景気先行総合指数(23:00) ●5月北米半導体製造装置 BB レシオ(19日 7:00) ■19(金) ●4月全産業活動指数(13:30) ●5月全国百貨店売上高(14:30) ●黒田日銀総裁会見 ●休場:台湾 マンションか一戸建てか 各指数はライブです。
さて、共著本なのですが、7月1日に新しい本が出ることになりました。構想から出版まで約一年かかりました。(^_^;.... 書名:『お金持ち入門』 責任編集:土井英司 版元:実業之日本社 著者(五十音順):朝倉智也、伊藤邦生、ウエスタン安藤、太田 創、木村昭二、長谷川嘉哉、畑中学、藤野英人、松崎泰弘、柳澤賢仁、横山光昭 (定価:本体1500円+税 発売:2015年7月1日) 金融各界のプロが集まって、どのように資産を築いていけばいいのかを考える ための入門書です。 株式・債券、投資信託、不動産、税金、保険、節約法、介護など幅広いジャンルでの 取り組み方をお伝えしています。 よろしければ、手に取ってみてくださいね。 各指数はライブです。
ロンドン本社で欧州最大の銀行であるHSBCが、イギリスから本社を移すということを検討しています。 理由はいろいろありますが、イギリスに本社を持つと税金は高いは、当局の規制は強化されるはということで、メリットがなくなってきたというところです。それに、本社を創業地の香港に移すと約5万ほど人員削減できるとか。 これは、何もHSBCに限ったことでなく、バークレーズ、ドイツ銀行、UBSやBNPでも大なり小なりリストラを進めています。つまり、ROEとリスクに見合わないことはやらない、ということですね。 ということで、相対的に日本の銀行の健全さが光っている今日この頃ですが、今後は人口減少で過当競争になってきます。 いずれ、日本も(もう何回もやってますが)銀行が再編される日が来ています。テクノロジーの進展により、ネットやコンビニATMでの利便性が向上しましたから、わざわざ銀行の店舗に行く必要はなくなってきているのです。 海外金融機関のM&Aの歴史 各指数はライブです。
1ドル=120円を上回ってから、ちょっと円安が進みました。足元では1ドル=124円〜125円台をウロウロしています。 さて、この水準をどう考えるか。単純に安い高い、あるいはもっと円安が進む進まないを予想するのもいいのですが、まず円の立ち位置を見てみましょう。 まず、実質実効為替レートは歴史的な円安水準。↓↓ http://www.stat-search.boj.or.jp/index_en.html# つまり、二国間の為替の絶対水準だけではなく、貿易量を加味した円の水準は十分に低いわけです。グラフを見てもわかりますが、日銀の量的質的金融緩和政策により、同レートも大きく円安になっています。 足元は貿易赤字(輸入>輸出)が続いています。輸入業者(大口はエネルギー)は恒常的にドル支払需要でドルを買わなければなりませんから、円高に戻るとすれば、トータルではやっぱり円売りが続きますよね。 とすれば、このドル円為替の絶対水準が急激に円高になっていくのは、望み薄かな。 個人的には、円高で輸入品が安くなってくれた方が全然いいんですけど・・・。(^_^;.... 何で為替はそう動く? 各指数はライブです。
どうもウヤムヤ化が進行しています。ギリシャが2016年3月までに資金不足に陥らないよう、別口の資金約109億ユーロ(約152億円)を使えるように債権団は提案しているとのことです。 さすがに、G7でネタに困ったのか、オバマ大統領までギリシャ問題を口に出す始末。もっとも、これはロシア牽制なのでしょうけどね。 でもね、やっぱり国の負債問題って一刀両断にはできないんですよ。それに、デフォルトしてつぶれた国って、現実的にないですし。 ブラジル、メキシコ、タイ、ロシア、アルゼンチン・・・。色々な国がデフォってますが、結局息を吹き替えしています。 結局、借りた国が強くて、貸した国が弱くなるのは世の常。だから、ギリシャには頑張ってほしいのですね。 トロイカがどうウヤムヤ処理するかが見たいので。(^_^;.... 債務整理の考え方・対処法 各指数はライブです。
ブラジルの現地紙で、FIFA関係者の話として、ロシアとカタールでのW杯実施がはく奪される可能性ありと報じられています。 スイスの週刊誌のインタビューにFIFA監査役がそう答えています。 このFIFA問題は、一件スポーツ関係者の癒着と賄賂の問題と思われがちなのですが、金融ビジネスとも大きく関係しています。 一つ目はアメリカでマネロンが行われたという側面。二つめは、アメリカの金融機関が(知ってか知らずか)それに関わっていたこと。三つ目は、私企業同士でも便宜は図れなくなってきたこと、です。 もし、関与した銀行が賄賂やマネロンを知っていたとしたら、ガッポリ罰金払わせられるでしょうね。LIBOR操作問題は「被害者なき犯罪」と言われましたが、同様の規模の罰金も考えられます。 こういうのって、始めは小さなできごとが、やがて大疑獄に発展する可能性を秘めています。 2007年に発覚したサブプライムローン問題も、当時「そんなの大丈夫・・・」っていう雰囲気ありましたよね。(^_^;.... FIFAとワールドカップの謎 各指数はライブです。
投資家を呼び込み、日本の株式市場を活性化するためには、日本企業のROE(株主資本利益率)は10%以上が望ましいという風潮になってきています。 さて、これどう考えましょうね。 ROEを上げるためには、利益を増やすか資本を減らすしかありません。 利益を増やすには売り上げを増やすか、利益率を上げるか、はたまた経費を減らすしかありません。 資本を減らすには、配当を増やすか減資するかありません。 たまたまうまく利益が増えても、その増えた分を配当で出したとすると、ROEは変わりません。ROEを向上させるためには、より多くの配当を払わなければなりません。利益が増える過程では、経費削減、すなわちリストラも行われます。人のリストラもあれば、将来の研究開発費のカットもあるでしょう。人心は荒みます。 ROE10%以上を目指すのが悪いと言っているのではありません。 その企業の方針や理念に合った経営があってこその数字。元から数字ありきではないでしょう。そんな会社には投資しないと投資家が言えば、ほっときゃあいいんです。非上場企業で優秀な企業がたくさんあるのは、それを物語っています。 上場企業になることの意味と価値 各指数はライブです。
対円でも対ドルでも、ちょっとユーロが高くなってきています。 この時期、なんでユーロが買われるの?、なんですが、まあつらつら考えてみます。 (1)ギリシャとトロイカとの手打ちは、実はとっくに終わっているという思惑。 (2)ギリシャだめでも、量的緩和のパワーで欧州株はまだ上がるとの見方。 (3)米国利上げや失業率動向ネタはもう飽きたので、欧州のボラで勝負しようとする投資家が増加。 (4)欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の追加刺激策発言(3日)が相場を刺激した。 対ドルではまだまだドルの位置ですが、対円では結構高い位置に来ています。もちろん、ドル高が進んだ影響もあるんですけどね。 最高値はリーマンショック前の170円位ですから、まだまだ安いのかもしれませんが、その位置までは結構遠いでしょうね。 さてさて手打ちか崩壊か・・・、今週はギリシャが面白いと思います。 米ドル・ユーロの為替相場の見方・考え方 各指数はライブです。
今週は重要経済イベントが目白押しです。 6/3(水) ECB理事会 6/5(金) ギリシャXデー、米国雇用統計、OPEC総会 6/7(日) G7サミット ECB理事会というよりも、ドラギECB総裁による理事会後の記者会見がポイントでしょうね。話題は、ギリシャ、QE、インフレ(景気動向)に注目が当たります。 ギリシャのXデ-は見ものですね。この日、ギリシャは約400億円程度の返済をせねばなりません。また、ひと波乱あるかな? 米国雇用統計は失業率もそうですが、やはりNonfarm Payrolls(非農業部門雇用者数)がポイント。予想では+22.8万人です。失業率変わらずの5.4%ですが、中身に注目です。 G7では金融やギリシャには偏らないとは思いますが、要チェック。思惑で円安に加速がついたり、株価が乱高下する可能性もあり。 ま、こういう時はディーラーならポジション・スクエアでしょうな・・・(^_^;.... 為替ディーラーはどのように相場を見ているか 各指数はライブです。
日本ではほとんど報道されていませんが、元ブラジル・サッカー協会会長のRicardo Teixeira氏が約180億円の資金を2014年のリオでのワールドカップ招致の為に不正取得したと報道されています。(ブラジル現地紙・O Globo) ブラジル連邦警察もマネロン、脱税、私文書及び公文書偽造の疑いで追っかけています。 まあ、お手盛りだったわけですね。 投資の観点から考えると、やはりエマージング国の非清廉性には懸念が残ります。すべてに透明性が要求される今日この頃、面白くないっちゃあ面白くないですが、やはりワイロはいけません。投資対象国としてはやはり一段落ちますね。 一方、汚職にまみれて捕まったFIFAの元副会長は意気軒昂です。ブログとビデオで潔白を訴える始末。↓↓ http://thebiglead.com/2015/06/01/ex-fifa-executive-jack-warner-used-onion-headline-to-defend-himself-in-video/ たぶん、こういった方々にとっては袖の下は汚職とは思ってないのでしょうね。(^_^;…. 世界的汚職の歴史 各指数はライブです。
For Whom the Bell Tolls 〜誰がために鐘は鳴る〜 ギリシャのチプラス首相が追い込まれています。彼曰はく、「ヘミングウェーの名作『誰がために鐘は鳴る』を読み直すことを勧めると。 ようするに、首相が言いたいのは、「ユーロ圏(EUも)全体を救いたければ、自己犠牲が必要でしょ!」ということ。 そうとは言ってませんが、ドイツのかたくなな態度が事態を悪化させているんだ、と言いたいのでしょう。 それにしても、チプラス首相が900ページ近い同書を読んでいたかと思うと、知性を感じますね。その内容から、直接他者を非難せずに、ギリシャの立場を分かってもらおうという努力。 『誰がために鐘は鳴る』はファシズムが台頭する1930年台を舞台にした、スペイン内戦の物語です。 深い・・・(^_^;…. 『誰がために鐘は鳴る』 各指数はライブです。
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