浜口です。今回は重要な情報があるので、一週間でブログを更新します。さて、まずは今回も定点観測を。前回の当ブログのアップ日(2024年6月3日)以降の「浜口流コア・サテライト戦略」銘柄について、左は株価が5月21日時点、右は6月7日時点のデータです。
総じていえば、銀行株はまちまち、商社は調整局面だったといったとこでしようか?
以下は8316三井住友FGの日足。新高値更新後、ほぼ横ばいの動きと考えます。いずれかの段階で、株価は上昇に転じると考えます。
三井住友フィナンシャルグループ(8316)
デイトレは行いませんでした。ここもと、相場のボラティリティが大きくなっているので、デイトレはリスクが高いと考えたからです。
日本株の相場観については、長期的には今回も基本、変化なしです。日本は、景気後退になる可能性は低く、米国のインフレ懸念は日本に脱デフレをもたらし、加えて海外観光客の増加等、経済再活動につながり、今年年前半にかけ、日本株はここで紹介している高配当バリュー株を中心とした、堅調な相場展開を予測しています。「浜口の相場観は、いつも同じだよな」と受け止められている向きも多いことでしょう。しかしながらこのことは、現在の日本株市場が私が想定した通りに推移している証左と受け止めていただきたいと思います。
エヌビディアだけだったのか……
さて、ここからは今回のテーマ、「エヌビディアだけだったのか……」について。
世界の主な半導体銘柄
このグラフは、世界の主な半導体関連銘柄を比較したものです。私は正直、このジャンルの銘柄に詳しいわけではないのですが、このグラフを見ていただく範囲においては、大きく上昇を続けている銘柄はエヌビディアだけであることがわかります。これなら、前述した8316三井住友FGに投資をした方が良いなということと、エヌビディアがもしも株価が大きく調整した場合、他の半導体関連銘柄の株価の対するネガティブインパクトは相当なものだろうなと推定されることですね。
以上です。皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。ここは再強調させていただきます。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。