浜口です。まずは今回も2週間ごとの定点観測を。前回の当ブログのアップ日(2023年1月16日)以降の「浜口流コア・サテライト戦略」銘柄について、上は株価が1月20日時点、下はその2週間後、株価が2月3日時点のデータです。この二週間の断面で見れば、商社株はほぼ横ばい、一方で金融株は上昇しています。
1月20日時点
2月3日時点
ここ2週間で私が行った売買ですが、この表にはありませんが、コア・サテライト戦略の中のサテライト銘柄である7205 日野自動車を、買い増ししています。一方で9101 日本郵船と9104 商船三井を空売りしています、いずれも後述します。それ以外は、特筆すべきことはありません。
日本株の相場観については、今回も基本、変化なしです。これは前回のブログでも書いていますが、米国ではインフレ対応でFRBが利上げを連続させていて、それがオーバーキルとなり、米国が景気後退に陥る可能性が極めて高い状況です。しかし、日本は、景気後退にはなる可能性は低いと考えます。米国のインフレ懸念は日本の脱デフレをもたらし、加えて海外観光客の増加等、経済再活動につながり、今年年前半にかけ、日本株はここで紹介している高配当バリュー株を中心とした、堅調な相場展開を予測しています。
さて、以下は8316 三井住友FGの過去6か月の推移、株価は1月3日時点の日足です。趨勢的に上昇トレンドが続いていることがわかります。株価については中期的(2年程度)に、10,000円になることをイメージしています。その理由については、以下のブログをご覧ください。
日本株復活、きっかけは東証の本気というが
8316 三井住友FG(1月3日時点)
さや取りについては、今回は特筆すべきものはないので、割愛させていただきます。
さて、ここからは今回のテーマ、「総合商社株と7205日野自動車は買い、海運株は売り」について
総合商社株については、以下のブログで説明していますので、ご覧ください。
7205 日野自動車は買いについても、以下のブログで説明していますので、ご覧ください。
1月24日火曜日に、株主向け説明会に関する内容です。
海運株は売りについても、以下のブログで説明していますので、ご覧ください。
以上です。なお皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。ここは再強調させていただきます。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。