羽根英樹
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通信講座『イベント投資倶楽部』主宰。 兼業投資家。投資歴30年以上。現在は株の売買をメインに、年2〜3割のペースで資産を増やし現在の運用資産は数億円となる。 1993年からコモディティ市場でサヤ取りを始める。コモディティの出来高が減ってからは、サヤ取りの技術を応用し、リスク管理を徹底したトレードを実践している。現在はイベントトレードをメインに売買し着実に利益を積み重ね過去十年以上年間プラスを維持し続けている。 サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『サヤ取り入門 [増補版] 』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『マンガ サヤ取り入門の入門』、『マンガ 商品先物取引入門の入門』、『イベントドリブントレード入門』(全てパンローリング)などがある。
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『羽根英樹のイベントドリブントレードブログ』
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堂島米会所跡に新しいモニュメント 10月24日
大阪、堂島に江戸時代からあった、世界初の公設先物取引所、堂島米会所の跡地に、新しいモニュメントが設置されました。有名な安藤忠雄氏のデザインで、米粒の形をしています。この堂島米会所跡は、少々わかりにくい場所にあります。以前から別のモニュメントもあったのですが、やや地味でした。白く目立つ米粒はなかなか目立って良いのではないでしょうか。
かのラリーウィリアムズ氏も大阪に講演で来られた際に、堂島米会所の跡が観たいということで、わざわざタクシーでここに足を伸ばしていました。
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電子書籍端末の画面 10月23日
外出先で電子書籍を読むために、AmazonのキンドルFireHD10という端末を使っています。昔は同じくAmazonの旧型キンドルを使っていたのですが、こちらはモノクロの E-inkを使ったものでした。バックライトがないので目に優しくよかったのですが、いかんせん画面が小さすぎて文字が読みにくかったのです。FireHD10のほうは画面が大きくてカラーなので、雑誌などを読むのにはいいのです。しかしガラス面がグレア(表面が光沢)なので、明るい場所で読むにはまわりの光が反射して非常に読みづらくなります。タブレット端末に限らず、パソコンのモニタでもグレアになっている製品が多いのですが、なぜこんな見づらいものを作るのか理解に苦しみます。電気店の店員さんに聞いてみると、光沢があったほうが、画像が綺麗に見えるからだそうで、確かに展示しているモニタも、ノングレア(つや消し)のものよりグレアにほうがテカテカ光って一見綺麗にみえます。しかしビジネスユースで使っているノートPCやモニタのほとんどはノングレアです。オフィスでグレアのモニタを使うと、天井の蛍光灯などが写り込んでみづらくなるからでしょう。電子書籍用の端末は本を読むのが主な用途でしょうから、ノングレアでいいと思うのですがどうなんでしょう。
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立会外分売の研究 パンレポート 10月21日
9月、10月の2回に分けて立会外分売の研究をパンレポートに掲載しました。
以前に行った「IPOセカンダリー売買の研究」と同様、立会外分売をイベントドリブンと位置づけています。立会外分売でどのようにして利益を上げるのか?そのヒントを過去のデータから導き出しています。
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金の密輸とサヤ取り 10月14日
金塊の密輸入が問題になっています。空港で入国の際に金塊を隠し持っていたとして検挙される事件が多発しているようです。儲かるから密輸するわけですが、なぜ金塊を密輸すると利益になるのでしょうか?少し考えると解るのですが答えは消費税にあります。金を国内で売ると金本体価格にプラスして消費税がもらえます。反対に買う場合にはもちろん消費税を払わなくてはなりません。商品先物取引(コモデティ)をやっている人ならご存知だと思いますが、金は国際的に取引されているため同じ品質のバーなら基本的にどこで買っても同じ価格です。そして海外ではほとんどの国で消費税を払う必要がありません。そこで、例えば香港で金を買って日本に持ち込んで宝石店など金を買い取ってくれる店で売ると、売る際に消費税が上乗せでもらえます。香港から日本まで運ぶ間に金の価格が変動するリスクと、売り買い両方で手数料を取られますが、8%余分に高く売ることができるのですから問題はないでしょう。変動リスクの方は、先物でヘッジすることだってできます。これは一種サヤ取りでしょう。もちろん違法ですから絶対に実行しないようにしてください。下手すれば実刑をくらう可能性だってあります。ただ、日常的に海外に行く人からみれば、やり方さえわかれば簡単に実行できますから、無くなることはないと思われます。私たち善良な納税者からみれば、消費税の不法取得はけしからん話です。これを封じるには、金を通貨や有価証券とおなじく非課税にするしかないでしょう。そもそも海外では課税されていない金に日本だけ課税しているから、脱法のアービトラージが成立してしまうのです。サヤ取りやイベントドリブンの世界では、種々の規制があると、利益を得るチャンスが生まれることがあります。
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