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鎌田傳


「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」

鎌田傳の「South Bayトレーダー」 日記

こういう日に下げると目立つ

06月30日
ダウは+2.2%、S&P500は+2.49%、そしてナスダックは+3.00%、主要株式指数は大幅上昇だ。

買い材料はこれ:


米国株、大幅反発 欧州合意を好感 ダウ1カ月半ぶり高値

ユーロ圏首脳が金融安全網から民間銀行に資本を直接注入できる仕組みで合意し、欧州債務問題の解決に向けて前進したとの見方が浮上。投資家が運用リスクを取る動きを強め、幅広い銘柄に買いが入った。(日本経済新聞)






ほぼ全面グリーン、下げを示す赤はポツンポツンとあるだけだ。





上はフォード・モーターの日足チャート。海外での売上が予想以上に悪いというニュースが売り材料になり、4.96%の大幅下落となった。膨大な出来高を伴ってサポートラインを割っての終了だが、次に月足チャートを見てみよう。





もしAB = CD のパターンが形成されているとすると、目標株価は3ドル13セント付近になる。(今日の終値は9ドル59セント)


(情報源:米国株、大幅反発 欧州合意を好感 ダウ1カ月半ぶり高値

Ford Says Operating Profit Substantially Lower In Quarter)



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トウモロコシ急騰、頭が痛い鶏肉業者

06月27日
鶏肉で知られるサンダーソン・ファームズ(SAFM)が6%を超える大幅下落となった。





極めて長い陰線を形成し、長期トレンドを把握するために広く活用されている200日移動平均線を決定的に割っての終了だ。これだけ派手に下げたのだから何かニュースがあるだろう、と思って調べてみると、急騰するトウモロコシ価格が下げの一因になったようだ。

鶏を育てるためには飼料が必要になる。飼料になるのはトウモロコシだが、hedgeye.comのキース・マカルー氏はこうツイートしている。


トウモロコシの値段が跳ね上がる前まではサンダーソン・ファームズは買い銘柄の一つだった。


更に調べてみると、一年前の話になるが、大幅に上昇する飼料価格がサンダーソン・ファームズの利益にかなりの打撃を与えたようだ。トウモロコシのETF、Teucrium Corn (CORN)の日足チャートを見てみよう。





下降する200日移動平均線を大きく突破しての終了だ。出来高も大きい。猛暑の天気予報が買い材料になり、ここ2週間で17%も上げている。

上のチャートにオン・バランス・ボリュームを入れてみよう。先ずサンダーソン・ファームズ。





売り圧力、買い圧力を見るための一方法としてオン・バランス・ボリュームは使われているが、先週金曜にサポートラインを既に割っていた。株価が200日移動平均線を大きく割ったのは今日だから、オン・バランス・ボリュームは株価より一足先に動いていたことになる。ボリュームは出来高という意味だが、出来高は株より先に動く、と信じている人も多い。

トウモロコシのETFに移ろう。





先週火曜にレジスタンスラインを突破している。

もちろん、オン・バランス・ボリュームがいつも先に動くとは限らない。しかし、ブレイクアウトの警報になることもあるだけに、時々見ることを勧めたい指標だ。


(情報源:Three Winners Nobody Sees Coming: SAFM, CORT, SCLN

Crop Progress: Corn Conditions Dangerously Low)



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サポートレベルを試す原油

06月23日
原油が80ドルを割った、と話題になっています。下は、原油価格に連動する上場投信United States Oil Fund (USO)の週足チャートです。(金曜のマーケット終了3時間半前時点)





ひょっとすると二番底かもしれない、去年10月の安値がサポートになった可能性がある、といった程度の判断をすることができます。もし反発が起きた場合、どのあたりまで株価は上げるでしょうか?下は日足チャートです。





先ず指摘したいのはダイバージェンスです。株価の動きとは反対にMACDのヒストグラムは既に上昇が始まり、反発ラリーの可能性が示唆されています。もちろん、ヨーロッパ情勢、中国経済などを考慮すると、あまり大した反発ラリーは期待できないと思います。





最近の様子を見てみると下降する10日移動平均線がレジスタンスになっています。言い換えると、10日移動平均線付近には売り手が待っていると思われます。



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クリーン・エネルギーのETF -- ダイバージェンス

06月20日



上はクリーン・エネルギー銘柄専門のETF、PowerShares WilderHill Clean Energy (PBW)の日足チャートだ。トレンドは相変わらず下げ方向だが、最近は安値圏で横ばいが続いているから、上辺を突破したところで買ってやろうと計画している人もいることだろう。

下は週足チャートだ。





株価とは反対にMACDは上昇しダイバージェンスが起きている。このあたりが底になる可能性があるから、そろそろ一時的なラリーに期待できそうな様相だ。



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バンク・オブ・アメリカの金でギャンブルした人の話

06月18日
おかしいぞ、口座残高がやけに増えている。この銀行口座には50万円ほどしか残っていない筈だが、何と800万円もある。同様なことが、ゼネラル・モーターズを退職したロナルド・ページさんにも起きた。

バンク・オブ・アメリカにあるページさんの口座残高は数百ドル。その日、デトロイトのカジノでページさんはギャンブルをしていた。金が無くなったので、カジノ内にあるATMから現金を下ろそうとしたとき、信じられないことが起きた。

繰り返しになるが、口座には数百ドルしかないから、1000ドル、2000ドルといった金額を下ろすことはできない。しかし、銀行側の間違いで、ページさんは好きなだけの金額を引き出すことができた。ついに俺にツキが回って来たとばかりに、ページさんはカジノからカジノへと渡り歩いた。

グリークタウン・カジノのATMから引き出した総額は31万2000ドル、MGMグランド・カジノでは10万3000ドル、そしてモーター・シティ・カジノでは51万4000ドル。こんな調子でカジノ三昧の暮らしが続き、15日間でページさんが引き出した金額の合計は150万ドル、円に換算すれば約1億1800万円だ。

もちろん、ページさんは逮捕され、6月27日に連邦裁判所から判決が言い渡される。検察側は、ページさんの判断は明らかに不適切だが、今回の事件はバンク・オブ・アメリカの間違いが発端になっているため懲役15カ月を求めている。

読者たちの書き込みを見てみよう。


・ 私だったらこうする。引き出せるだけの金を町中のATMから引き出す。そしてメキシコへ逃亡。(CrazyEyedさん)

・ ギャンブルで稼いで金持ちになったら銀行へ金を返そう、という確固としたビジネス・プランだった。問題は敗けてしまったこと、そして元手は窃盗によるものだった。(Johnさん)

・ 150万ドルの全てをギャンブルに使ってしまったということだが、それは真実なのだろうか?例えば、50万ドルをスーツケースに入れて、裏庭に埋めておくこともできる筈だ。監獄行きは嬉しいことではないが、15カ月間の我慢で大金が手に入るなら、監獄行きを選ぶ人がいてもおかしくはない。(Anachronismさん)

・ なんて馬鹿な人なのだろう。150万ドルもの大金を手に入れておきながら、その全てをギャンブルで失ってしまうとは、、、(QsMommyさん)

・ ページさんは、最初から口座残高以上の金額を引き出すつもりだったのだろうか?それとも、ATMに口座残高が表示されたのだろうか?どうも納得できない。(funkdawgさん)注: カジノのATMには口座残高が表示されないものもある。

・ バカな人だ。金はフェイスブック株の投資に使うべきだった。そうすれば正当な方法で金を失うことができた。(Michael Russoさん)

・ まるで夢のような15日間だったことだろう。(Simon Hillさん)

・ ATMにはカメラが付いている。こんな事をいつまでも続けられると思っていたのだろうか。(Nitronaughtさん)






(情報源:Bank error gives man unlimited ATM withdrawals at Detroit casinos

Not The Best Idea To Gamble That $1.5 Million You Got Due To Bank Of America's Error)




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ブレイクアウトのギリシャ株

06月15日
今週末に再選挙が迫ったギリシャ。



http://youtu.be/bu1EpV5FxfU


株の方は上放れだ。




ギリシャ株専門のETF、Global X FTSE Greece 20 (GREK)の日足チャート。

窓を開けてのスタート、そして12%を超える大幅上昇で14日の取引を終了だ。



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注目のインド株週足チャート

06月12日
[ムンバイ 11日 ロイター] 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がインドについて、BRIC(ブラジル、ロシア、インド、中国)の中で最初に投資適格級の格付けを失う恐れがあると警告したことを受け、インドルピーは下落し、同国株式相場はそれまでの上げ幅をほぼ解消している。


下はインド株専門のETN、iPath MSCI India Index ETN (INP)の日足チャートだ。





一番右側のローソク足で分かるように、INPは3%を超える下げとなり、ほぼ今日の安値で終了となった。右下がりの冴えないチャートだが、次に週足チャートを見てみよう。





先週、長い目立つ陽線(A)が形成された。1、2で分かる分かるように、二番底だと判断した人たちが買ったと思われる。しかし、今日のニュースで早速売られ、サポートライン(青い横線)が再テストされる可能性が出てきた。サポートライン割れは売りを意味するだけに、積極的な買い手が現れるかに注目したい。


(情報源:S&Pがインド投資適格級格付けについて指摘、株価にも影響)



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まだまだ続くフェイスブックIPO物語

06月09日
UBSがナスダックを訴える準備をしている。報道によれば、フェイスブックのIPO(新規株式公開)で、UBSは推定されていた額の約10倍に相当する3億5000万ドルの損を出したようだ。





フェイスブックがナスダックにデビューしたのは5月18日だが、取引早々ナスダックのコンピュータに問題が起きた。私も何人かの個人トレーダーから話を聞いているが、買い注文を入れても取引成立の確認がいつまでたっても届かない。仕方がないので証券会社に電話をすると、ナスダックからの連絡がないため、証券会社自身もフェイスブック株が買えたかどうかが分からない。ということで、多くの人たちは翌日になって、フェイスブック株が買えていたという嬉しくない事実を知った。

UBSも個人トレーダーたちが経験したように、取引成立の連絡がナスダックから直ぐに得られなかったため、こんなことが起きたようだ。


UBSは100万株のフェイスブック買い注文を入れた。買い成立の知らせが直ぐにナスダックから来なかったため、UBSは同様な買い注文を繰り返し入れた。しかし後日、UBSは100万株以上のフェイスブック株が買えていたことを知った。


「明らかにナスダックの不手際だ。取引が成立したかが分からないといった支障が発生した時点で、ナスダックはフェイスブック株の取引を即刻停止するべきだった」、というのが被害を受けた各金融機関からの批判だ。

ナスダック側は不手際があったことを既に認め、6月6日(水)、最高経営責任者は「恥ずかしい出来事であり、業界の皆様にお詫びしたい」、と語っている。更にナスダックは、被害を受けた金融機関に対する賠償として、4000万ドル(現金とトレードの割引)相当の支払いを計画している。

この「トレード割引」にあからさまな不快感を示すのはダンカン・ニーデラウアー氏(ニューヨーク証券取引所最高経営責任者)だ。「ナスダックは自ら犯した過ちを利用して、割引という手段を使って取引高を増やそうとしている。」 (注:ナスダックが計画している4000万ドルの賠償は、証券取引委員会からの承認が必要になる。)

ナスダックとライバル関係にあるニューヨーク証券取引所は、フェイスブックに積極的な勧誘活動を行ったが、フェイスブックが上場先に選んだのはナスダックだった。もしトレードの割引が認可されてしまえば、これがきっかけとなって、金融機関はナスダックでの取引数を増やす可能性がある。そうなれば、場合によっては金融機関のニューヨーク証券取引所離れが起きる可能性もあるわけだから、ニーデラウアー氏があからさまな不快感を示すのは当たり前のことだろう。

ナスダックの不手際で大きな被害を受けた金融機関として、上記のUBS以外ではシティグループ、Citadel LLC、ナイト・キャピタルなどがあり、総被害額は1億ドルを超えるだろう、と報道されていた。しかし今回の報道で分かったことはUBSだけで3億5000万ドルに達し、ナスダックが用意している4000万ドルでは、あまりにも金額が低すぎる。

ここで当然疑問になるのは個人投資家たちはどうなるのだろう?翌日になってフェイスブック株が買えていたことを知った、などというのはまだ良い方で、二日後、三日後に取引成立を知ったという人たちもいるようだ。どちらにしても、これだけは言えると思う。フェイスブックIPOは、今年の株式市場最大のイベントだった。


(情報源:UBS May Have Facebook Trading Loss of $350 Million

Nasdaq Offers $40 Million for Facebook Compensation

Nasdaq Weighs Fee Discount)



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フェイスブックより成績が悪い株

06月06日
フェイスブックの公募価格が38ドルに決定したのは5月17日だった。今日の終値は25ドル87セントだから、既に31.92%も下げている。下の表はBespoke Investment Groupからのものだ。





5月17日から6月5日までを振り返った場合、Russell 3000指数に属する銘柄で、フェイスブックより成績が悪いのはたった6銘柄しかない。Russell 3000指数は、ほぼ3000の銘柄で構成されているから、99%以上の銘柄がフェイスブックより成績が良かったことになる。

(注: 表にはRussell 2000と記されているが、説明を読むとRussell 2000ではなくRussell 3000と記されている。)


(情報源:Stocks Worse Than Facebook)


一足先に持ち株を処分していた最高経営責任者 -- Facebook( http://kabukeizainani.blogspot.com/2012/06/facebook.html)



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弱い野球チームと最近のダウ指数の共通点 -- 米国株式市場

06月05日
正解: 連勝が無い





連勝で一番短いのは2連勝だが、Bespoke Investment Groupによると、現在ダウ指数はここ26日間2連勝が無い。


4月27日以来、ダウ指数が二日連続の上昇となったことは一度も無い。1900年から今日までのマーケットを振り返ってみると、少なくとも26日間2連勝ゼロが起きたことは今回でたったの9度目になり、これが最後に起きたのは1995年の8月だ(27日間2連勝無し)。最も長かったのは1931年10月の37日間2連勝無しで、この間ダウ指数は31%の下落となった。(現在続く連勝無しの期間ではダウ指数は、ほぼ9%の下げだ。1995年8月の27日間2連勝無しの時は、ダウ指数は2.2%のなだらかな下げだった。)


(情報源:One Month and Counting Without Two Straight Up Days for DJIA)



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米雇用統計 -- 平均的な失業期間は39.7週間

06月02日
今朝発表された米国5月の雇用統計を簡単にまとめたものがこれだ。





1、非農業部門雇用者数: +69,000人 (+15万人が予想されていた)

2、運送運輸業: +36,000人

3、ヘルスケア: +33,000人

4、製造業: +12,000人

5、政府関連/公務員: 13,000人減

6、失業率: 8.2% (8.1%が予想されていた)

人種別の失業率

7、白人: 7.4%

8、ヒスパニック: 11.0%

9、黒人: 13.6%

アジア系の失業率が無いので調べてみると、労働省のサイトに季節調整されていない5.2%という数字が載っていた。

性別に失業率を見てみよう。

・ 女性(20歳以上): 6.7% (4月は6.8%だった)

・ 男性(20歳以上): 7.0% (4月は6.8%だった)

・ 16歳から19歳の失業率(男性と女性の合計): 22.0%(4月は22.8%だった)

平均的な失業期間は39.7週間

・ 5週間未満: 20.4%

・ 5週間から14週間: 23.7%

・ 15週間以上: 55.9%

・ 15週間から26週間: 13.1%

・ 27週間以上: 42.8% (4月は41.3%だった)

不完全雇用率は14.8%。(4月は14.5%だった)

ということで、ビル・ダンケルバーグ氏(全米独立企業連盟)が言うように、5月の雇用統計は予想以上に悪いショッキングな内容だった。


(情報源:May jobs report: Hiring slows, unemployment rises

Behind the jobs report

Bureau of labor Statics)





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悲観的な投資家 -- 米株ミューチュアル・ファンドは、14週間連続の資金流出

06月01日
5月に株を処分してマーケットから離れることを勧める諺があるが、今月のマーケットは、正にそんな展開となった。下が主要株式指数の今月の成績だ。

ダウ指数 マイナス6.2%

S&P500指数 マイナス6.3%

ナスダック総合指数 マイナス7.2%

エスカレートするヨーロッパの債務危機が大きな売り材料になったわけだが、ダウ指数とナスダック総合指数の今月の下げは2年ぶりに見る大幅下落だ。こんな状況だから米株に投資しているミューチュアル・ファンドが売られ、Investment Company Instituteの発表によると、最近一週間(5月23日までの週)で米株ミューチュアル・ファンドから72億ドルの資金が流出した。これで米株ミューチュアル・ファンドは、14週間連続の資金流出となった。

言うまでもなく、個人投資家たちは悲観的だ。




チャート:PRAGMATIC CAPITALISM


上のチャートには、個人投資家の何パーセントがマーケットに対して強気な見方をしているかが示されている。毎週AAIIから発表されるものだが、今週の強気論者数は先週の数を2.5ポイント下回る28.0%だった。(歴史的平均値は39%)AAIIのチャールズ・ロットブラット氏は、こう書いている。


個人投資家たちは、ヨーロッパのソブリン債危機、遅いテンポの米国経済回復、そして最近顕著になった米国株式市場の下げが引き続き心配材料となっている。更に投資心理を悪くしている原因は、株を買う理由が見つからないことだ。





上はダウ指数の日足チャートだ。短期トレンドを見る20日移動平均線(1)は下向き、そして中期トレンドを示す50日移動平均線(2)も下向きだが、長期トレンドを示す200日移動平均線(3)は、まだなだらかに上昇している。

明日は米国5月の雇用統計が発表される。今朝発表されたADP全国雇用者数がパッとしなかっただけに、明日の雇用統計は予想を下回るガッカリな内容になるだろうという声も聞かれる。ということで、200日移動平均線が崩れてしまうのか、それともサポートになるかに注目したい。


(情報源: U.S. investors continue to flee stocks -- 14 weeks of outflows

AAII: UNUSUALLY HIGH LEVELS OF PESSIMISM

U.S. stock indexes drop 6%-plus in May)










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鎌田傳氏の訳書

トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴

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