・現在最も大きな変化を見せているのは人々の考え方だ。米国経済は再失速し二番底となる、という悲観的な考え方から、現在展開されている経済回復は数年に及ぶ可能性がある、という前向きな見方への転換だ。これは企業による設備投資や事業の拡大に結びつき、雇用状況も好転して行くことだろう。--- ジェームズ・ポールセン氏(Wells Capital Management)
・今年米国企業が海外で創出した雇用数は140万、そして米国内で創出した雇用は100万未満だった。もし、更にもう140万の雇用創出が米国内であれば、米国の失業率は8.9%に下がっていた。企業の利益と米国市民の利益は、明らかに大きく違う。--- ロバート・スコット氏( The Economic Policy Institute)
・12月の半ば時点における空売り残の様子が発表された。これを見て言えることは売り手が極めて消極的だ。S&P500指数に属する全銘柄の空売り残は、同指数に属する全浮動株数の4.15%に相当し、こんなに低い数値を記録するのは2007年の12月以来初めてだ。空売り残の減少は、金融危機の異常なマーケットから正常なマーケットへの動きが示されていると言える。しかし考えてほしいことがある。売り手は単におびえているだけでなく、買い手に変身してしまった人たちも多い。皆が皆買っている今日、はたしてあとどれくらいの買い資金が残っているのだろう。--- Bespoke Investment Group
(情報源:The economy is great if you have money
Where are the jobs? For many companies, overseas
Short Interest Declines to Lowest Levels Since 2007)