岩本祐介
|
日本証券アナリスト協会検定会員、国際公認投資アナリスト。
国内大手証券入社後、営業、国内株式のトレーディング部門を経て、 2002年より米国S&P500先物市場でプライベート・トレーダーとしてシステムトレードを行う。
平成17年West Village Investment 株式会社に参加、独自のシステムで投資を行う会社としてスタート。
米Mesa Software社(世界No.1の投資システム会社)と業務提携し、世界No.1システムR-MESA3を日経225先物向けに共同開発、『R-MESA3 Nikkei』としてリリース。
2007年に日経225先物トレーディングシステム『東大マスター』を開発・発表。
日本に3人しかいないEasyLanguageスペシャリスト保有者。
|
|
祐ちゃん日記
|
Futures Truth 2007年04月25日
米国にFutures Truthという会社があります。
Futures Truth
世界的にも非常に有名なトレーディング・システムの評価を行っている会社で、世界中から登録されている様々な市場を対象にしたシステムを評価・検証し、投資家にそれらの情報を開示しています。また、登録されているシステムの中でも特に優れたパフォーマンスを出しているシステムは、ベスト10ランキングを同様に公開し、こちらも全ての投資家に開示をしています。
Futures Truthはジョン・ヒルという方が1980年代半ばに起こした会社ですが、そのスタートの要因はそもそもジョン・ヒル氏が、自身で購入したシステムに騙されたことがスタートだったとのことです。海外で販売されているシステムの多くはブラックボックスです。内部ロジックは一切明らかにされていません。また、内部ロジックが明かされているシステムも投資家が購入して初めて内部ロジックが分かるものが大半です。システムは過去のデータを過剰に最適化することで、勝つように見せることは非常に簡単なことです。
システムを購入する投資家は、システムを購入するリスクと内部ロジックに対するリスクを負っていることになります。相当の知識のある投資家でなければ、事前にシステムの良し悪しを判断することもできないでしょう。そういった投資家側の負担を軽減するために、Futures Truthのような会社があるわけです。
では、日本はどうでしょうか。。
現在、日本もシステム・トレードがブームになってきています。この流れは今後、拍車がかかっていくことでしょう。
同時に、劣悪なシステムが売られ、多くの投資家がそれを見分けられず、騙されるケースも今後出てくるかと思います。
今後、皆さんが自身でシステムを構築するにしても、販売されているシステムを購入するにしても、十分な知識を持っていかなければいけない、と思っています。
あと、今後、日本にもFutures Truthのようなシステムを評価する中立的な機関なり会社が必要でしょうね。。
はじめまして 2007年04月23日
皆さん、はじめまして。
West Village Investmentの岩本です。
このブログ等を通して、パンローリングさんの「システムトレード S-1 MAX ClUB」にご協力させていただくことになりました。
ただ、West Village??岩本??という方も大勢いらっしゃると思いますので、簡単に自己紹介させていただきます。
West Village Investmentは平成17年6月にシステムトレードの投資顧問会社(投資顧問業者登録番号 関東財務局長1435号)としてスタートした、まだまだ新しい会社です。
弊社社長の西村貴郁と私で、米国のS&P500先物のデイトレード・システムを開発(システム名:24.FUJIKO)し、米国FuturesTruthにシステムを登録するところからスタートしました。
FuturesTruthとは世界的に有名な米国の会社で、トレーディング・システムの評価を行っています。FuturesTruthについては、また近々に触れる機会もあるでしょうから、とりあえずここまで。
その後、その24.FUJIKOを米国や欧州の証券会社に登録し、一任勘定による個人資産のシステム運用に使われています。この辺りのこともおいおい触れていきます。
さて、その後、パンローリングさんとお付き合いさせていただくことなり、弊社の西村が日本で初となるトレードステーションのプログラム言語の解説本である『トレードステーション入門 やさしい売買プログラミング』を執筆、私がアメリカのトレードステーション解説書である『勝利の売買システム』を監修させていただきました。
日本での私たちの活動としては、米国のMESAという有名なシステム開発会社と提携し、彼らのトップシステムR-MESAを日本市場に投入しました。
R-MESAはS&P500先物では現在でも世界No.1システムであり、それを日経225先物に投入し、日本のマーケットでも使えることを証明した日本初の試みでした。
その後も米国のStafford Tradingという開発会社と提携し、彼らのシステムを日本市場に投入しています。これらのシステムについても、今後ブログで触れることもあるでしょう。
ただ、私たちWest Villageも自身でシステムの開発を行う会社です。
まず先陣を切って、私が『Perry』という日経225先物のシステムを開発し、ある証券会社さんで有料セミナーの場をいただき、発表させていただきました。
以上が、簡単ではありますが、私たちWest Village Investmentという会社の活動です。
このブログですが、システムに関するいろいろな話題を書いていきたいと思っています。
現在、日本でもシステム・トレード花盛りです。今後、各証券会社さんも米国のTradestationのように、システムを構築でき、自動運用も可能なプラットフォームを投入してくるでしょうから、さらにこの流れは加速していくでしょう。
ただし、システムを使ったからといって勝てるわけではありません。トレードの世界で勝ち続ける人たちは、ほんの数%と言われたりします。
この現実は、システムを使ったからといって変わるわけではありません。
皆さんがシステムトレードを通して、勝ち続けるためにどんなことを考え、またどういう間違いを犯してはいけないのか、そんなことを書いていければと思っています。
これから、私たちのようなシステムを開発したり、それをもとに販売・運用を行っていくような会社がさらに乱立し、また淘汰されていくでしょう。
良質なシステムを提供する開発者もいるでしょうが、将来に全く勝てないような見せかけだけのシステムを提供するような開発者もいるでしょう。
そんなシステムに騙されない、良いシステムはどんなシステムなのか、そんな話題にも触れられればと思っています。
よろしくお願い致します。
↑ページのトップへ
|
|
|
|