まえがき
第1章 アセット・アロケーションの重要性
(運が悪かったで済まされますか?)
1-1 「運が悪かった」だけですまされますか?
1 日本株だけの悲劇
2 損したのは個人投資家だけ
3 投資対象が偏ることの危険性
1-2 米国の凄腕機関投資家はこうしている
1 「資産運用のプロ」とは
2 カルパースのお手並み拝見
3 秘訣はアセット・アロケーションにあり
4 パフォーマンスはアセット・アロケーションで決まる
第2章 リスクとリターン
2-1 リスクとリターンを理解しよう
1 リスクとリターン
2 ボウリングにたとえてみると
3 実際のリスクとリターン
4 「想定内」はどこまでなのか
5 長期投資が有利な理由
2-2 ノーベル賞を取った「ポートフォリオ理論」
1 2つの投資対象を組み合わせてみると
2 外国株のリスク分散効果
3 企業年金連合会での実例
第3章 アセット・アロケーションを組んでみよう
3-1 期待リターンを考える
3-2 3つのアセット・アロケーション
1 安定型
2 標準型
3 積極型
3-3 リバランスとリアロケーション
1 リバランス効果
2 リバランスの実践
3 リアロケーション
第4章 【株式】インデックス投資と個別銘柄
4-1 株式市場の歩き方
1 株式市場の特異性
2 異なる2つのマーケット
3 個人投資家の問題点
4 どう戦うかを考える
4-2 アマチュアがプロに勝つ方法
1 「株価は適正である」という考え方
2 プロはインデックスに負けている
3 アマチュアがプロに勝つ方法
4-3 ETFという選択肢
1 ETFとは
2 TOPIX ETFを活用しよう
4-4 それでも個別銘柄で勝負したいなら
1 売買ルールを決めておく
2 ホットな銘柄を避ける
3 銘柄分析手法をマスターする
4 時間軸を長く取る
5 「潮の流れ」を把握する
6 投資家心理を観察する
第5章 【株式】国際分散投資
5-1 国際分散投資の考え方
1 私の失敗談
2 国・地域、セクターとも分散投資が必要
5-2 世界市場の株式シェアに準じた投資を
1 世界の中の10%
2 世界には有望な投資先がたくさんある
5-3 外国株への投資方法
5-4 外国株インデックスファンド
5-5 外国株ETF
1 米国への投資
2 欧州・アジアの先進国への投資
3 もっと便利なETFはないのか?
第6章 【株式】エマージング市場
6-1 BRICsブーム
1 Dreaming with BRICs
2 BRICsブーム
6-2 「アジアの4匹の虎」はどうなった
1 東アジアの奇跡
2 「アジアの4匹の虎」はどうなった
6-3 エマージング市場と通貨危機
1 繰り返される通貨危機
2 メキシコ通貨危機
3 アジア通貨危機
6-4 タイとベトナム
1 タイ
2 ベトナム
6-5 エマージング市場のまとめ
1 FFレートの動向に注意する
2 ひとつの国・地域に集中しない
3 多くの国・地域をフォローしたインデックスファンドが最適
第7章 【株式】グローバル・セクター
7-1 セクターで分けるというもうひとつの考え方
1 トヨタは日本企業か?
7-2 国と業種
1 日本企業のセクター構成
7-3 グローバル企業とローカル企業
1 グローバル企業
2 ローカル企業
7-4 国際分散投資とグローバル・セクター
1 国別配分だけでなく、セクター比率もチェックする
2 グローバル・セクターをベースに考える
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第8章 REIT(不動産)
8-1 REITとは
8-2 REITのメリット・デメリット
1 REITのメリット
2 REITのデメリット
8-3 株式とREITの相関性
1 株式とREITの相関性
2 日米REITの値動き
3 J‐REITと不動産事業会社
8-4 REITの選び方
1 REITのETFに投資する
2 投資信託(インデックスファンド)に投資する
3 日本ビルファンドで代用する
8-5 不動産事業会社とJ‐REIT
1 J‐REITと親会社の関係
2 ケーススタディ:ダイビルとオフィス系J‐REITの比較
第9章 商品(コモディティ)
9-1 商品とは
1 商品(コモディティ)とは
2 上昇する商品価格
9-2 商品への投資方法
1 関連企業への株式投資
2 資源国への株式投資
3 商品指数への投資
9-3 年金基金と商品投資
1 商品投資を行う3つの理由
2 インフレヘッジ
3 分散投資効果
4 長期期待リターン
第10章 債券とインフレ
10-1 債券とインフレ
10-2 日本債券
1 個人向け国債がおすすめ
2 個人向け国債の注意点
10-3 外国債券
1 アセット・クラスとしての外国債券
2 インデックスファンドを活用しよう
3 外国債券への直接投資
4 真のリスクは円安
第11章 アノマリーの活用(バリュー株、小型株)
11-1 株式市場のアノマリー
11-2 バリュー株効果
1 グロース株とバリュー株
2 バリュー株のリターンが高い理由
11-3 バリュー株効果の活用
1 バリュー株ETFへの投資
2 バリューファンドへの投資
3 バリュー株(個別銘柄)への投資
11-4 小型株効果
11-5 小型株効果の活用
1 小型株ETFへの投資
2 小型株(個別銘柄)への投資
11-6 バリュー株効果と小型株効果の統合
第12章 炭鉱のカナリア(注意すべき指標)
12-1 炭鉱のカナリア
12-2 Fedと戦うな
1 FFレートはFedの意思表示
2 FFレートとインフレ
3 商品市況
4 マーケットの死に神「逆イールド」
5 FFレートと日本株との関係
12-3 不動産市況
1 イールドスプレッド
2 金利はマーケットの体温計
12-4 信用収縮のバロメータ
1 銀行株指数
2 クレジットスプレッド
12-5 セリングクライマックスの恐怖
12-6 日本株でのシミュレーション
12-7 「6羽のカナリア」のまとめ
1 6つの指標の位置関係
2 米国ヤフーでの一覧表示
第13章 コア・サテライト戦略
13-1 株式投資における2つの考え方
1 インデックス運用(効率市場仮説)
2 アクティブ運用(バリュー投資など)
3 株式投資に最適解はない
13-2 コア・サテライト戦略
1 カルパースの答え
2 コア・サテライト戦略
第14章 アセット・アロケーションの実践
14-1 投資を始めるタイミング
1 少額の資金で始める場合
2 まとまった資金を振り向ける場合
3 投資の見直しを考えている場合
14-2 アセット・アロケーションに関係する事項
1 人的資本
2 持株会、自社株
3 持ち家
14-3 3つのケーススタディ
1 ケーススタディ:A子さん
2 ケーススタディ:B夫妻
3 ケーススタディ:C男君
付録:参考書籍
1 インデックス投資
2 個別銘柄投資
3 相場の見方
4 名著
あとがき
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