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「株式サヤ取り戦略」とは買いポジションと売りポジションを常時持つことにより、市場リスクを中立化し、市場全体との相関性を低くしながら絶対リターンを追及する手法です。
そして個人投資家でも実行しやすいようにポジションはペアトレードの形式をとり、両者のスプレッドの縮小によって収益を狙います。
このゲームは収益源泉であるスプレッドの変化以外のリスクをいかに低く抑え、マーケットに影響を与える外乱を避けるかがポイントになります。
期待収益率はそれほど高くはありませんが、リスクも極めて限定的で、実務面での負担も少なく、初心者や時間の取れないサラリーマン投資家にも無理なくできる投資法です。(講師コメント)
■株式サヤ取り
先物のサヤ取りは、その関連のある2つの銘柄の価格差が、その平均値から大きく乖離したときに、その乖離がいつか元に戻るだろうという期待のもとに始められる。
同じような特徴を持つ二つの銘柄はおおよそ同じような価格(変動)で評価されるに違いないということである。
しかし、株式の場合はこういったやり方をやってはいけない。
なぜなら、一見相関性のある株価の歪みが大きくなれば、それはミスプライスではなく構造的な変化の兆しであることが多いからである。
本セミナーで解説するサヤ取りは、統計的なデータに基づいたサヤ取りであり、個人の感情や市場との相関性を低くした株式サヤ取りである。
この戦略では個別のバリューエーション(各分析法)に基づいて売りと買いのポジションを取る。
いずれこの相対的な価値が具現化するだろうということを期待する。
その後、このスプレッドが収束した場合に、ポジションは閉じられ収益が確保されることになる。
では、このバリュエーションをどう計算するのだろうか?
どの基準でこの2つの銘柄を選び出すのか?
初心者を含む一般投資家でも無理なくできる株式サヤとりを解説する。
<参考図書>
実践的ペアトレーディングの理論―2つの株式で安定収益を獲得する方法
ラリー・ウィリアムズの株式必勝法
ウォール街で勝つ法則―株式投資で最高の収益を上げるために
■講師/土屋賢三
東京大学卒。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドを経て現在は大手の投資顧問所属。株式のクオンツ運用を専門とする。
将来は予想できないという考え方を基に統計的なデータからシステム的なトレードを得意とする。
個人投資家への啓蒙活動をする一方、実践家としても活躍。
■プログラム
マーケット概観
投資スタイル周期表
マーケットにおけるゲームとは
1、刻々と変化する状況を先読みして、常に優位な位置を取れるように動く
2、過去の傾向を分析し、その統計的な情報に依拠して動く
3、経済成長を前提として何らかの資産に「投資」する
用語解説(相関関係)
マーケットの方向性を当てるゲーム
マーケットの方向性に関係のないゲーム
カウント・トレンド(逆張り)
トレンド・フォロー(順張り)
株式さやとり戦略の特徴
株式さやとり戦略:基本方針
株式さやとり戦略:基本方針
定量的運用手法の優位点
一般的な株式さやとり戦略
相関性の確認
一般的な株式さやとり戦略は有効か?
ファクターにベット
リスクとリターン
リスクとリターン(ボラティリティ)
リスクとリターン(セクター)
リスクとリターン(サイズ)
リスクとリターンの概念
マーケット・ニュートラル
株式さやとり戦略におけるリスク
リスクの回避
株式市場で有効な指標
バリュー指標
リターン・リバーサル指標
有効なファクターにベットし、リスクを排除した株式さやとり戦略
セクター別の検証
東証業種別採用銘柄数
日経業種別小分類採用銘柄数
株式さやとり戦略(繊維商社)
株式さやとり戦略(娯楽施設)
株式さやとり戦略(医家向け医薬品)
株式さやとり戦略(化学商社)
株式さやとり戦略(家庭電器)
株式さやとり戦略(機械金属商社)
株式さやとり戦略(合成樹脂)
株式さやとり戦略(自動車部品)
株式さやとり戦略(地方銀行)
株式さやとり戦略(中堅建設)
株式さやとり戦略(通信機)
株式さやとり戦略(電機関連商社)
株式さやとり戦略(電子部品)
株式さやとり戦略(電設工事)
株式さやとり戦略(工作機械)
株式さやとり戦略(証券)
株式さやとり戦略(スーパー)
株式さやとり戦略(分譲)
株式さやとり戦略(平均)
タイミングテクニック(TDM)
TDM(繊維商社)
TDM(娯楽施設)
TDM(医家向医薬品)
TDM(化学商社)
TDM(機械金属商社)
TDM(合成樹脂)
TDM(自動車部品)
TDM(中堅建設)
TDM(通信機)
TDM(電機関連商社)
TDM(電子部品)
TDM(電設工事)
TDM(工作機械)
TDM(証券)
TDM(スーパー)
TDM(分譲)
TDM(平均)
参考文献
ウォール街で勝つ法則―株式投資で最高の収益を上げるために
ラリー・ウィリアムズの株式必勝法
まとめ
■参加者の声
アンケートにお答えいただいたお客様の77.7%が「大満足」「満足」、81.3%が「続編を希望する」とお答えいただきました!
株は過去と現在ではまったく違う 商品は時間差があっても同じものだ
商品と株式では戦略が異なるということを認識した
ファクターで行うのは新鮮だった
株式投資家の行動パターン
データに基づいた売買なのでリスクが少ないと思った
リバランスは一か月に一回ということ
オイルサヤトリをメインとしているので株にそのままペアトレードを想定していたが
それがものにならない事を知りビックリした。今回の参加は最近商品の取組がさがっており、
将来できなくなることも想定して株のサヤトリを勉強するためでしたが非常に参考になりました。
このセミナーである程度の資金と2、3年の時間を買えた気がします ありがとうございました。
■そのほかの土屋賢三氏のセミナー
最新のトレンドフォロー戦略セミナー 2007年2月24日(土)開催
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